しけもく

備忘録

「分析」

僕は分析をするのが癖で、人のことはもちろん自分のあらゆることにも分析してしまう癖がある。

 

1番ひどかったのは自分の泣く瞬間の分析で、泣く前の感情の起伏はもちろん、鼻先から
つんとして、そこから涙が出てくるのかなど脳内で実況しながら泣いたこともあった。

 

もちろん悲しみは半減するのだけど、ちゃんとそのときも悲しかったので泣くことは泣いた。

 

そもそも分析は何かを改善したくてその行動のためのものに過ぎないのにこの分析ばかりする自分が嫌いになったこともあった。

 

だけどこうやって文章を書くうえで分析することはとても役に立っている。

 

分析とは言語化でもあり、これがものすごく役に立っている。

 

そして理論的にもなるので言葉の道筋、どの順序で伝えたらより伝わるかも出来るようになった気がする。

 

ただ分析して人を上から見たり、斜に構えたりするしょうもない人間にならないことも常に胸に抱えて生きている。